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エレベーター用語集
「弾性限度」elastic limit
ある種の金属(軟鋼等)に引張荷重を加えると、初めは応力に比例してひずみが増大するが、ある限度を超えると比例しなくなる。
この限度を比例限度とという。
この限度を超えて荷重を増すと、ひずみは応力に比例しないが、一定の限度までは弾性を失わず、荷重を除くと元の長さに戻る。
この限度を弾性限度という。
弾性限度を超えて荷重を増すと、荷重を除いても元の長さに戻らない塑性変形を生じ、更に荷重を増してある点に達すると、応力はほとんど変化しないのにひずみが著しく増大する。
この点を降伏点という。
下図は応力とひずみの関係を示したグラフで、各点の意味は次のとおりである。
A:比例限度
B:弾性限度
C:降伏点
E:破壊強度
F:破壊点